建屋の特徴

• ①大規模大スパン（36mで中柱1本）、桁行190.2m（柱＠7.2m）、
  床面積6,847㎡
• ②製造工場棟クレーン6台設置
  （最大揚重能力20トン、5トン×3台　2.8トン×2台）
• ③製造工場、倉庫、事務所を新設し、事務所等には「いちいち基礎」を採用
• ④製造工場は最新鋭の設備を導入し、ユーザーニーズに対応可能な生産工場
• ⑤将来的に増築スペースも視野に入れた配置計画

概要

製造工場棟は、木質バイオマスボイラーやサトウキビの搾りかすを燃料とするボイラーなど、環境配慮型の製品を製造する工場です。桁行190.2m、スパン36mという大空間に、最大20トンから2.8トンまでの6基のクレーンを配置し、大型から小型まで多様なボイラー製品の製造に対応できる計画としています。また、桁方向の柱間隔を7.2mとし、36mスパンに対して中柱1本という空間を計画することにより、生産ラインの自由度も確保しています。
一方、敷地内には硬軟の地盤が混在するため、岩盤に近い地盤上に計画した製造工場棟と倉庫棟には直接基礎を採用し、軟弱地盤上に計画した事務所棟には「いちいち基礎工法」を採用することにより、工期短縮とコスト削減を実現しています。