システム建築のススメ
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まずは費用感を把握
「見積もりシミュレーター」のすすめ
システム建築を検討するなら、
まず参考価格を知る
倉庫や工場を建てると決まったときに、初めてシステム建築に出会う方もたくさんいらっしゃいます。どうやら従来工法よりもコストや工期が抑えられそうだけれど、実際はどれくらいの費用感なのか、自社の予算に収まる規模なのか、疑問に思われるでしょう。
そんなときにお使いいただきたいのが、システム建築の概算費用を算出できる「見積もりシミュレーター」です。あくまで参考価格レベルにとどまりますが、詳細な見積もりの前に、まずはざっくりとした費用感を把握いただくのをおすすめします。
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「見積もりシミュレーター」とは?
機能をご紹介「見積もりシミュレーター」は、希望の建物の条件を選択するだけで、誰でも簡単にJFEシビルのシステム建築の概算費用が算出できるオンラインサービスです。実際に建築の見積もりを行う際は、建築条件整理から始まり、見積もり図の作成、その図面からの数量積算や値入れ等、多くの作業が必要となり時間も掛かりますが、ほとんどの方の要望は、まずは詳細な費用を出す前に、そもそも自社の予算内で依頼が可能かどうか、ざっくりとした規模感を知りたいというものです。そのため、この「見積もりシミュレーター」は建築を専門としていない方でも使えるように、必要最低限の条件を入力すれば概算費用が出せる仕組みにしました。
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使い方は簡単。
10秒で概算費用を算出「見積もりシミュレーター」の使い方は、「基礎種別」「地域(積雪量)」「幅」「奥行」「高さ」の5項目を選択するだけです。
1.基礎種別
まずは基礎の種別を選択します。基礎には「直接基礎」と「いちいち基礎」の選択肢があります。「直接基礎」は地盤が比較的良好である場合に選択します。一方「いちいち基礎」はJFE独自の基礎工法で、軟弱であるため杭が必要となる地盤で用いられる工法です。ただし場合によっては「いちいち基礎」が適応できない場合もあるため、詳細な内容のお問い合わせの段階でご確認いただく必要があります。
2.地域(積雪量)
次に建設予定地の地域を選択します。積雪の重さは屋根などの設計に大きく影響するため、建築基準法で地域ごとに定められています。そのため、建設予定地の積雪量がわからない場合は各自治体のホームページなどで調べることができます。また、雪が降らない地域の場合は最小の量を選択してください。なお、積雪量によってそのあとに選択できる建物のサイズが変わってくるため、正しい積雪量を選択してください。
3.幅(m)、奥行き(m)
希望する建物の幅と奥行きを選択します。希望する建物の大きさに近いサイズを選択してください。ただしプルダウンに表示されないサイズをご希望の場合は、「見積もりシミュレーター」では対応できませんので、直接お問合せ下さい。
4.高さ(m)
実際に建設する場合の建物の高さは、もう少し細かく設定できますが、「見積もりシミュレーター」上では希望する高さに近いサイズを選択してください。
高さを選択し、「確認する」をクリックすると、「あくまで見積内容は参考価格である」という注意事項が表示されるので確認し、「承認する」をクリック。「結果を見る」から見積もり金額が表示されます。 -
あくまで参考価格。
詳細は問い合わせをこの「見積もりシミュレーター」は、詳細見積もりのお問い合わせをくださるお客様のほとんどが使用しており、参考価格としての役割は果たしています。また、施工店様が施主様へ参考費用をご提示する際にもご利用いただくこともあるようです。 ただご注意いただきたいのが、「見積もりシミュレーター」による見積もりはあくまで参考価格であり、詳細見積とは異なるという点です。こちらのサービスは建築の知識の少ない方のために、入力条件を極力絞っているため、概算しか算出できません。特に、風の強さや積雪の有無などの自然条件や、二階建てやクレーンなどの特殊構造については選択できないため、直接詳細を伺ってから見積書を作成することになります。その際は、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
建物の計画などありましたら、
お気軽に問い合わせください。